
藤沢で40年の歴史を誇る「イギリス文化に親しむ会」
2025年5月18日、藤沢で40年間活動を続けている「イギリス文化に親しむ会」のお招きで、MLS代表・太田雅一がトークイベントを行いました。内容は、太田の近著「生徒の英会話力が向上する英語劇・ドラマメソッド」(幻冬舎販売)を参考に、観客にも積極的に参加してもらうアクティブなセッションとなりました。

テーマは「イギリスで盛んな演劇を英会話教育に導入すると—」。参加された方々が英会話教育にどれほど関心があるのか、また英語力がどの程度なのかが事前には分からない中での試みで、正直少し不安がありました。ところが蓋を開けてみると、予想に反して皆さんが非常に積極的に取り組んでくださいました。イベント終了後には、「ドラマメソッドを学校教育に取り入れるべきだ」との声も多くいただきました。
中でも特に印象的だったのは、会の世話役の方の次の言葉です。
「これまでに388回、会を開催してきたがこれほど盛り上がった回は初めてだ。ドラマメソッドの持つ力を実感した。」
参加者から寄せられた熱いメッセージ
イベント後に実施したアンケートの結果を以下にまとめました。アンケート結果全文は下のPDFからお読みいただけます。また、当日参加したメンバーの方からの報告も掲載しました。

参加者レポート by 斉藤 好美
(元県立高校教諭/芸術・文化・人間教育 研究家「イギリス文化に親しむ会」会員
「イギリス文化に親しむ会」は、藤沢で40年ほど続いている、伝統のあるイギリス好きの方が集まる会です。毎月、大学の先生や専門家の方々をお招きして、イギリスの文化や伝統,魅力にふれながら、年齢を問わず楽しく学びを深めています。
5月には、太田雅一先生(英語劇・ドラマメソッドMLS代表)を講師としてお迎えすることができ、本当に特別な時間となりました。先生には、イギリスで盛んな演劇を「ドラマメソッド」として日本の英語教育に取り入れていく試みについて、とてもわかりやすくお話しいただきました。そして、実際に高校の教科書を使って、参加者全員でドラマメソッドを体験するという貴重な時間もありました。
会場は笑い声に包まれ、最初は少し緊張していた方も、いつの間にか目を輝かせながらセリフ(教科書の英会話文)を口にしていました。普段は真面目にお話を聞いていらっしゃる皆さまが、楽しそうに、そして堂々と英語を話している姿に、私はとても感動しました。
このドラマメソッドのすごいところは、年齢に関係なく、誰もが自然に心を開き、自分らしく英語を使えるようになることだと思います。終わった後も、「楽しかった」「またやりたい」といった声がたくさん聞かれました。まさに、忘れられない一日になったと思います。
私自身、大学時代にMLSで太田先生に出会い、初めてドラマメソッドに触れました。その後、英語の教員として県立高校で教える中で、英語が苦手な生徒にも「楽しい!」と思ってもらえる授業をしたいと悩んでいました。
その後、県の代表として旧文部省のプログラムで、イギリス・ランカスター大学での2ヶ月間の研修に参加しました。そこでは、エンターテイメントと教育を融合させた「エデュテイメント教育」に触れ、多くの学校で演劇が日常の中にあることを体感しました。
ランカスター公園の森の中で観た、地元の劇団による野外劇は、今でも心に残る感動の体験です。イギリスでは、学びの楽しさと創造性を組み合わせ,個性や独創性を引き出す事に教育の重点が置かれています。
昨年11月には、私も「イギリス文化に親しむ会」で、イギリスのエデュテイメント教育についてお話しする機会をいただきました。そして、「エデュテイメント教育をドラマメソッドとして,日本の英会話教育に取り入れ、広めてらっしゃる太田先生にも,この会に来ていただきたい!」という想いが強くなり、今回実現することができました。
そして当日は、その期待をはるかに超える素晴らしい時間となり、大成功でした。参加された皆さまが自分を表現する楽しさを心から味わってくださったこと、本当にうれしく思っています。
MLSに通われているお孫さんをお持ちの方も何人かいらっしゃって、「こういうメソッドがもっと日本に広がってほしい」とのお声もありました。
太田先生、本当にありがとうございました。参加者の皆さまにとっても、私自身にとっても、心に残る思い出となりました。




