MLS英語劇ビッグプロダクション参加の小中先生が指導
MLSともつながりの深い北原延晃先生が主催する英語基本指導技術研究会(略称:北研)メンバーの小中先生が、今年度よりインドネシア・バンドン日本人学校に赴任されました。弊社代表太田のドラマメソッド・ワークショップにも参加して、子供たちが英語劇を通して学ぶ意義に共鳴され、赴任先のバンドン日本人学校において、早速今年度の学習発表会で英語劇に挑戦しました。
小3~中学部全員による英語劇
小中先生によると、インドの叙情詩「ラーマーヤナ」を見て、これだ!とひらめき、おとぎ話「桃太郎」をモチーフにした英語劇「バンドン・ヤナ」を上演しました。現地の報告によると、全員が役を担い、英語でのセリフや舞台上での演技に懸命に取り組みました。また、劇中では「太陽の子」の舞として、伝統舞踊「ジャイポン」を取り入れ、会場は大きな拍手に包まれました。当日は多くの観客の方々を前に、発表したお子さん達の緊張もあったかと思いますが、頑張ってやり切ったという達成感を得られたとのことです。
私たちもドラマメソッドが日本国内のみならず海の向こうの学校でも取り入れられたというニュースを聞き、大変嬉しく思いました。
バンドン日本人学校での学習発表会
インドネシアのジャワ島西部に位置する西ジャワ州の州都であるバンドン、西ジャワ州の州都として政治や経済の中心地であり、製造業や観光、IT分野など多彩な産業が発展する大都市です。日本企業も多数進出しており、現地在住の日本人子女のために開校されたバンドン日本人学校は、すでに開校40周年を迎えた歴史のある学校です。
そのバンドン日本人学校では、毎年日ごろの学習の成果を披露する「学習発表会」を開催しています。学習の成果をお披露目して達成感を味わうことや、努力の結果をお互いに承認する場とすること、協力して表現を創り上げ協調性を高めることを目的としており、演劇やインドネシア各地の料理の紹介など発表内容は多岐に渡ります。
現地の日刊新聞メディアでも紹介
学習発表会の様子は、現地の在住日本人向けの日刊新聞「ジャカルタ日報」にも、『「すごいね」をみつけて』というタイトルで記事が掲載されました。英語劇以外にも、在籍する園児、児童生徒30名が、インドネシアの文化学習や理科、社会などで学んだ様々な内容を舞台上で発表した様子が伝えられました。

ドラマメソッドの広がりに期待
今回、このような形でドラマメソッドを実践している先生のご活躍を知りご紹介できることを、とても光栄に感じています。教員向けのワークショップ等を通じてさらにドラマメソッドの輪が広がるよう、随時イベント開催のお知らせなどを発信して参ります。
MLSのドラマメソッドに触れた方がこのような企画をされた場合には、ぜひお知らせください。


